涙色のパラドックス

日々のダラダラ雑感をあなたの暇つぶしに添えて

草刈、草むしり、好きな季節と嫌いな季節

 

部屋の外の洗濯物を干すスペースの床、そのアスファルトの隙間から草がにょきにょきと伸びてきていた

 

買い物などの用事は午前中に済ませ、昼飯を食べてボーっとしていたけど、なんだか手持ち無沙汰だったし、休日だったけど草むしりでもすることにした

 

アスファルトの隙間から生えてきていた草を「オラッオラッ」とむしり取り、そこからとどめに除草剤を流し込んでいく

 

とりあえず綺麗にはなったが、雑草の生命力は凄まじいものがあるのでまたすぐに生えてくるだろう

 

部屋の前の草むしりを終え、立ち上がって辺りを見てみると、あちこちから草が、結構伸びてきているのが見えた

 

芽生え…

 

もうすっかり春なのだなぁと思った

 

ぽかぽかと暖かく、特に用もないのに出かけたくなるような過ごしやすい季節ではあるのだけれど、これからの季節はちょっとめんどくさくもあるのだ

 

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暖かな陽気の中で草木は芽吹き、花は咲き誇るのは端から見ている分にはいいいのだが、そうなってくると庭や空き地の草木もばぁーっと伸びてくるので面倒な草刈りや草むしりに追われ、手入れがめんどくさくなってくるのだ

 

田舎というのはみんな結構無駄に土地を持っていて、春から夏と言うのはそれらの手入れが特に大変な季節だ

 

田舎のエクスカリバーである草刈機をがなり立て、雑草を蹴散らし、土地を丸坊主にしてやっても雑草たちは化け物みたいな生命力と再生力を発揮し、すぐにまた元通りの草木ボーボーのジャングル状態に戻ってしまう

 

庭の雑草もまるで「賽の河原で石を積み続ける罰」かなにかの様に、次から次へと伸びてくる雑草の前では終わりがない不毛な作業だった

 

もちろん雑草が伸びるたびにいちいち草刈りなどの作業をしていてもきりが無いので、ある程度雑草が伸びてからタイミングを見計らって作業をし、作業の回数がなるべく少なく済むようにはしているのだが、それでも休日を潰し、炎天下の中延々と伸びてくる雑草を刈れねばならないというのは毎年ちょっと憂鬱だった

 

大人になって自分で草刈なんかの作業をするようになってからは、僕は春から夏にかけての季節と言うのがあんまり好きではなくなってしまった

 

昔は「好きな季節は?」と聞かれれば

 

 

 

 

ストップザシーズンインザサーーーーンww

 

 

と間髪入れて答えていたが、今は違うだろう

 

確かに昔は夏が好きだった

 

夏と言えば夏休みがあったし、そこでキャンプに行ったり海に行ったり、サンサンときらめく太陽の下、うるさいくらいの蝉の声を聞きながら普段なら学校があるような時間帯に友人たちとプールに行ったりその辺で遊びまわったりお祭りに行ったりと、非日常的な日々のワクワクとドキドキが僕の心の奥には深く根付いていて、それが夏と言う季節を特別な物にしていたのだろうなと思う

 

しかしもはや夏休みなどと言う長期休暇など時のかなたに消え失せ、雑草をひたすら駆逐するマン!になった今の僕にワクワクもドキドキもなにもないんだぜ!

 

加えて夏と言うのは近所のプールが混む

 

もうそれはメチャクチャに混む

 

プール通いは僕の休日の楽しみではあったが、学校が夏休みに入り、子供たちがワラワラと押しかけてくる八月の2,3週間くらいはまともに泳げないのでもはやプールはあきらめたほうが無難だった

 

本来なら一番プールに入りたくなる季節だというのに、夏が近づくとプールで顔見知りのおっさんたちと

 

「もうすぐ学校…夏休みっすね…」

 

「そっすね…」

 

などと言った物憂げ会話をするのが夏の通例になっていた

 

 

おまけに、さらに加えて、最近の夏は暑すぎるのだ

 

もう最近の夏は夏の風情も何もなくただただ暑いだけな気がする

 

僕の住んでる田舎は昔は避暑地で、東京から帰ってくるとその涼しさに癒され、田舎の夏の風情と清涼感を味わえたものだったが、今はそんことはない

 

もう蒸し暑いねん!

 

あと虫!虫とか蚊がウザすぎるよ!

 

昨日も早速蚊が湧いてきてうるさいったらないぜ!

 

 

という訳で、僕は春から夏にかけての季節があんまり好きじゃない、というかどっちかというと嫌いな方になってしまった

 

子供のころは考えられなかったが、今は冬が好きだ

 

子供のころは冬に全然魅力を感じなかったのだが、今は冬がくるとホッとするのだ

 

虫たちはどこかに去り、草木は成長を止め、静かで澄んだ冬の空気と言うのは癒される

 

っていうか一気にめんどうな外仕事から解放されて楽になるから好きと言うのが本音かもしれない

 

 

プールも空くし!

 

 

真冬になって、庭の草木が枯れ、成長を止めたの見て僕は

 

「ずーっと冬が続かねぇかなぁ」

 

と思った

 

 

っていうか田舎特有のこの無駄に多い土地がちょっとでもなくなればまた話は変わってくるんだけどなぁ

 

しかし、この辺も最近は新しい道路ができたりと開発が進んでいるのでそのうち空き地にも買い手がつくかもしれない

 

少し上のほうに住んでいる人たちなんかは土地に買い手がついて、なんかいい車乗ってたとかいう話を聞いたので、この辺もワンチャンあるで!

 

 

・まぁ雑草の一刈り一刈りに金の気配と匂いを感じながら今年もまたがんばろうね…