涙色のパラドックス

日々のダラダラ雑感をあなたの暇つぶしに添えて

猫、不屈、ネバーギブアップ精神

 

近頃、僕の部屋に家で飼っている猫がよく出入りするようになった

 

母と姉がどこかから貰ってきた数匹のうちの一匹で、別に僕が直接飼っているという訳ではないし、僕は日中家にいることはほとんどないので、この猫と顔を合わせることも一日のうちそれほど多くはなかった

 

だからこの猫からしたら僕は「夕方くらいから家で見かける人間」って感じの認識しかなかったのかもしれない

 

時々猫はフラフラと僕の部屋の前にやってきてはドアの外から部屋の中を興味深そうにのぞき込んだりしていたが、この猫にとって僕の部屋はまだ未知の領域なのか警戒して部屋の中まで足を踏み入れてくることはなかった

 

しかし少しずつではあるが、猫は部屋の中におそるおそる侵入してきて部屋に踏み入ってくる範囲を日に日に広げていき、次第にだんだん長く僕の部屋に居座るようになってきた

 

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そうして最近は夜の8時くらいになると僕の部屋の前にやってきてはドアが閉まっていると

 

「開けろや^^」

 

と言わんばかりにニャーニャーと鳴きわめくのだ

 

部屋に入ってくると勝手知ったるとでも言わんばかりに部屋で使っている小型のヒーターのまえに陣取り始め、僕が座っている肉厚の座布団の上に座ることを虎視眈々と狙ってくるようになった

 

この猫、この肉厚の座布団の上がお気に入りらしく、僕がトイレに行ったりちょっと姿勢を変えたりしてスペースが空くと、すかさず忍者のようにいつの間にかススッと座布団の上に移動してきて我が物顔でくつろぎ始める

 

僕が何度「どけぇい!畜生めが!」と跳ねのけても、決してあきらめない

 

どれだけ倒されても立ち上がり、相手に立ち向かっていく不屈の闘志を持った気高きボクサーの様に僕の肉厚の座布団を狙い続け、最近では僕が足を組み替えたりしてほんのちょっとでもスペースができようものなら、そこに強引に体をねじ込んできて座布団を奪おうとする荒業も見せつけた

 

鬱 陶 し い な こ い つ w

 

と僕は仕方なく家にあった別の座布団をわざわざ持ってきて猫のために敷いてやったが

猫は

 

(´・ω・`)「なんや?この粗末なのは」

 

と言った感じであまり興味を示さなかった

 

それでも僕が鬼のディフェンスで肉厚の座布団を負けずに死守していると、猫は新たに用意した座布団の方で妥協するようにはなったが、隙あらば肉厚の座布団の上を狙ってくる姿勢は変えなかった

 

この猫のこの肉厚の座布団に対する執着心は一体なんなんだ?

 

よくわからないが人間にはない、ただ自分の欲求を満たすために黙々と行動し続ける動物ならではの執念を感じた

 

人間の様に空気を読んだり理屈をつけたりして妥協せず、決してあきらめない

 

ッ…無知が故の強さだぜ…

 

と僕は猫にすこし敬意の念を抱いた

 

 

そして明日も早いので寝る準備をして猫を部屋の外に追っ払うのだが、ここからが本当の勝負だ

 

部屋の外に追っ払ってドアを閉めると猫はドアの前で

 

(´;ω;`)「なんで締め出すねんっ!」

 

といった感じで延々とニャ”ーニャ”ー鳴き続ける

 

居間に自分の寝床が用意されているのだからそっちに戻って後は勝手に寝ればいいのになぜ僕の部屋に居座ろうとするのか

 

猫は不屈の闘志で部屋の間で鳴き続けるので僕はしょうがなく猫を再び部屋に招き入れ今度は眠っている間は使っていない肉厚の座布団の上に居座ることを許可し、布団に戻った

 

しばらくしたら飽きて出ていくだろうと布団の中で目を瞑っているとズシッと布団の上に何かが飛び乗ってくる

 

猫だ…

 

こやつ…さっきまでずっと渇望していた肉厚の座布団がフリーで使い放題だというのに何故今度は僕の上に…?

 

僕の体温で布団の上の方がほんのり温かいからなんだろうか、居心地のいい場所を探し猫は僕の上でもそもそとうごめいていた

 

くっ…消え失せいッ!!畜生めが!!

 

と僕は猫を跳ねのけるが、先ほどの座布団の攻防戦の様に猫は決してあきらめない

 

僕が何度跳ねのけても、しばらくするとまたどこ吹く風と言った感じで飛び乗ってきて、居心地のいいポジションを探し始めるのだ

 

人間にこざかしい嫌がらせをしてくる妖怪かなんかか?こいつ…

 

この猫が不屈の闘志で諦めずに執着していたのは座布団とかではなく、僕への嫌がらせなんじゃないかと思えてきたぜ!

 

 たかが猫一匹とはいえ、ずっと乗ってられると重いし明日も仕事でいつまでも付き合っていられないので、僕は今度こそ猫を部屋の外につまみ出し、どんなにニャーニャー鳴いても断固無視した

 

何日か似たような攻防を繰り返し、最終的には僕が猫を部屋の外に追い出したがそれでも猫は毎晩毎晩僕の部屋にやってくるのをやめなかった

 

特にこの猫の興味を引くものやおもしろいものがある部屋とは思えないのだが猫はこの部屋の何がそんなに気にいったのだろう

 

 

ひょっとして僕がこの部屋を立ち退くまで続ける気なんだろうか

 

 

ヤクザかよこいつ…

 

 

 

・そういえば猫除けに水入りのペットボトルを家の周辺置いたりするけど、あれって本当に効果があるんだろうか

 

・うちの猫にも効くのかな…